留学は本人の意思があって初めて意味がある

留学を子供に勧める親というのは現代では珍しくない光景ですが、それを子供が受け入れてくれるとは限りません。

子供にとっては通いなれた学校で学びたい、友達と一緒に過ごしたいといった願いも大きな物になりますから、留学を巡って意見が対立した時には根気よく話し合うことが重要です。しかしそこで必ず覚えておかなくてはならないのが「留学は行く本人の意思があって初めて意味がある」ということです。例えば全く海外で勉強する気もない子供にいきなり海外に一人で行けというのは、大人で言えばこれまでの経験も知識も一切生かせずに何の意味があるか分からない職場に転勤しろと言われているような物です。

それに対して「わかりました」と返せる大人の方が少ないでしょう。それに本人にやる気がないのに無理やり海外に行かせたところで、そこで本当に意味のあることを勉強することができずにただ無為に時間を過ごして帰ってくるだけということにもなりかねません。そうなってしまえば高い費用を払って、長い時間を使って学ばせようとした親心も何の意味もなかったということになってしまうでしょう。

そうしたことを踏まえて考えると、留学というのは無理に勧めるのではなく本人の意思を重要なものとして考えなくてはならないのです。もちろん親がかつて果たせなかった夢を子供に託すなどのことが悪いわけではないのですが、子供といえども一人の人間として人生を歩んでいく権利があります。留学についてはしっかり話し合って、子供にその意思があることを確認してから準備するようにしましょう。

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